[Georgia] コーカサス地方の長い発酵文化に裏打ちされたヨーグルト

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ジョージアに不思議な縁を感じている。

栃ノ心の故郷ムツヘタ。由緒ある古い街(出典:http://waytogeorgia.com/)

別記事でこの国を取り上げた途端に、栃ノ心が優勝。昨年末にジョージアの故郷で生まれ、まだ会えていないという愛娘アナスタシアちゃんはまさに福の神!

長い歴史をもつコーカサス

また今年に入って少々便秘気味だったことから「カスピ海ヨーグルト」を食べ始めたら、数日後から快便状態に復帰!ほかの食生活はそれまでと同じだから、明らかにヨーグルトの恩恵だと思う。

みなさんの中に便秘気味の方がいらっしゃれば、サプリなどよりこちらをおススメしたい。下の説明にもあるように、ふつうのヨーグルトより粘り気が強く、酸味は薄い。慣れるまで多少時間はかかるけど、慣れてくるとむしろ食べやすいと感じる。

トコシエはストレートではちみつをかけて食べるほか、サラダドレッシングなどに利用している。

うんちく

ジョージアを含む南コーカサスは「人類文明のゆりかご」(cradle of human civilization)。白人種をコーカソイド(caucasoid)、コケージアン(caucasian)と呼ぶのは、欧米人の故地がこの地方にあると信じられていたから。現在は科学的根拠の薄い白人優越思想と見なす向きが多いが、生物学的にはともかく、考古学、文化史、宗教史などの観点からは無視すべからざる根拠をもつように思う。

別記事でも取り上げたいが、お隣のアルメニア高地(Armenian Highland)には1万2000年ほど前の宗教祭祀施設の遺跡さえ存在する。メソポタミアのシュメール都市文明が興ったとされるのがBC3500年頃、つまりいまから5500年ほど前。その前哨にあたるウバイド文化(Ubaid)が興ったのがBC5500年頃、7500年前である。1万2000年前といえば、桁違いに古いことがわかるだろう。

関連画像

語源学

コーカサスとは語源学的には「白雪をいただく山々」ということのようだ。

https://www.etymonline.com/word/Caucasus

from Latin Caucasus, from Greek kaukasis, said by Pliny (“Natural History,” book six, chap. XVII) to be from a Scythian word similar to kroy-khasis, literally “(the mountain) ice-shining, white with snow.” But possibly from a Pelasgian root *kau- meaning “mountain.”

語源候補はふたつ。

  • スキタイ語(Scythian)のkroy-khasis→「氷で広く光る(山)」。スキタイ人は現ウクライナ出身のイラン系民族。コーカサス周辺でBC8~3世紀に活躍。
  • ペラスゴイ語(Pelasgian)のkau→「山」。ペラスゴイ人はギリシャの先住民族。

発酵食品の代表ヨーグルト

南コーカサスは、食品に関してもワインやヨーグルトの原型マツォーニ(Matsoni)などをはじめ発酵食品文化発祥の地と考えられている。栃ノ心もインタビューで答えていたが、ジョージアでは自家製ワインづくりが当たり前だという。なるほど。

http://www.caspikai.net/caspikai/about/index.html

「カスピ海ヨーグルト」のルーツはカスピ海と黒海に囲まれたコーカサス地方のジョージア(旧グルジア)で100歳を越える長寿の方が食べていた自家製ヨーグルトです。武庫川女子大学 国際健康開発研究所所長・京都大学名誉教授の家森幸男氏が、WHOの疫学調査の際にこのヨーグルトに出会い、研究のため日本にはじめて持ち帰りました。このヨーグルトの健やかさを届けたいという家森幸男氏の強い想いに賛同し、フジッコ株式会社はこのヨーグルトから「クレモリス菌FC株」を分離・純粋培養して「カスピ海ヨーグルト」の手作り用種菌を開発し、日本に広めました。「カスピ海ヨーグルト」は一般的なヨーグルトに比べて酸味が少なく、非常に粘りのあるのが特長です。

自作キット

なんと自作用のヨーグルトキットまで発売されている。フジッコさんは「カスピ海ヨーグルト」を地道に普及させるつもりのようで心強い。こちらに関しては、自家製みそづくりが好きな、うちの山の神の方がトコシエより興味津々である。

 

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